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耕作放棄地でメロン 三種のNPO、収穫を副知事に報告

2010年9月2日

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耕作放棄地で育てたメロンを中野節副知事(左から2人目)に見せ、収穫を報告するNPO法人一里塚のメンバー=県庁

 高齢化や担い手不足のために耕されなくなった耕作放棄地を使って新たな農業に乗り出し、雇用を創出しようとしている三種町のNPO法人「一里塚」が1日、メロンの収穫を中野節副知事に報告した。

 一里塚は、国の「ふるさと雇用再生特別交付金」を活用し、同町出身者を中心に25〜68歳の男女7人を雇用し、昨年から農業を始めた。地域の農家約20軒が所有する耕作放棄地4.2ヘクタールを耕し、メロンのほかにも、スイカやカボチャ、大麦など約15品目を栽培しているという。

 理事長の清水昭徳さん(65)によると、今年収穫した農産物は市場調査のサンプルとし、交付金がなくなる2012年度から本格販売を目指す。「地方では農業が活性化しなければ、地域のお金は動かない。増える一方の耕作放棄地を利用し、雇用も作り出したい」と話した。

 金属加工会社を辞めて就農した児玉秀人さん(34)は「初めての経験で無我夢中だけど、やりがいがあり、収穫の喜びは大きい」と話した。

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