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放置自転車を再生…「エコチャリ」発車 松山で開店

2010年9月6日

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展示されている自転車は購入もレンタルも出来る=松山市平和通2丁目の「エコチャリ」

 マンションやアパートに放置された自転車を回収、修理して、中古自転車として販売やレンタルをする「エコチャリ」の店舗がこのほど、松山市平和通2丁目にオープンした。不動産事業などを展開する「三福ホールディングス」(同市湊町4丁目)が始めた。中矢孝則社長(39)は「放置自転車が減れば景観も良くなるし、再利用なので環境にも優しい」と話す。

 同社では、管理するマンションやアパートを出た住民が残していった自転車をどう処分するかが課題だった。福島と東京の業者が共同で「エコチャリ」事業をフランチャイズ展開したことを知り、西日本で初めて参入した。

 自転車の品ぞろえは子ども用からマウンテンバイクまで様々で、5千円〜1万2千円のものが中心。月額780円からレンタルすることもでき、レンタルは修理が無償で受けられる。現在はフランチャイズ本体から仕入れているが、徐々に回収した放置自転車や、買い取った中古自転車に切り替える。販売台数で年間2千台が採算ベースだが、開店から1日平均で十数台売れていて「滑り出しは上々」という。

 松山市によると、2009年度に市が撤去した放置自転車は5595台。うち約6割は持ち主が現れないまま保管期限が過ぎ、資源として再利用したり、海外に送ったりしているという。ただ、民間のマンションや大学構内などは市有地でないため、対応できないのが現状だ。

 同社では今後、大学などと業務提携してキャンパス内や公共施設での放置自転車の回収もしたいという。中矢社長は「安い自転車の多くは海外製で、いくら売れても、カネが国外に流れてしまう。自転車に限らず、使われずに眠っている商品を地域で循環されることができれば経済も回るし、地域にも貢献できる」と話す。(高木真也)

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