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戦中の路面電車、里帰りへ募金開始 大牟田

2011年2月22日

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現役当時の路面電車と現在の姿の写真を持つ古賀知行さん(中央)ら「204号の会」のメンバーたち=大牟田市役所

 戦時中に大牟田市を走っていた路面電車を、保存先の山口県光市の図書館から里帰りさせる計画を進める市民団体「204号の会」(古賀知行代表)は21日、運搬費用などの募金を始めた。国内に同型電車はないといい、メンバーは「市民の財産にしたい」として協力を呼びかけている。

 「204号」は1943年製で全長11メートル、50〜60人乗り。現在の電車と同じく前後輪が各2軸で車体と独立した「ボギー台車」を備え、当時では最新型だった。それまでの電車はトロッコと同じ前後輪各1軸で、小さくて乗り心地が悪かったという。物資不足の中で最新型が作られたのは「国が大牟田を重要視していたためでは」と、古賀代表は推測する。

 電車は2003年に鉄道ファンらが修復したが、木製の屋根や窓枠などの腐食が進んでいた。3月中に運搬し、大牟田市内のうどん店駐車場で1〜2年かけて修復した後、市中心部で公開する計画だ。

 募金は一口2千円と5千円。問い合わせは古賀さん(0944・52・7730、ファクス0944・52・7762)へ。(松本健造)

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