ここから本文エリア 美容室など82店の衛生情報流出 県職員の私有PCから2010年7月21日 県は20日、県内の保健福祉事務所に勤務する20代の男性職員の私有パソコンから、県内の理美容室82店舗の衛生状態などをまとめた表データがインターネット上に流出したと発表した。流出データには、ハサミなどに付着しているカビなどの検査数値が店舗ごとに示されており、「悪用された場合には、(店の評判を落とすなどの)二次被害が起きる可能性がある」としているが、今のところ被害の報告はないという。 県の説明によると、今月15日に外部からの指摘で情報流出が発覚。流出した情報の元データは、県が2008年に県内の理美容室を対象に実施した実態調査で、全県から抽出した82店舗の立ち入り検査結果が含まれていた。カビなどの検査数値が店舗ごとに表形式でまとめられており、「情報公開請求があっても公開の対象にならないたぐいの情報も含まれていた」(県健康福祉課)という。 男性職員は約2年前から、こうした調査データや会議資料などの公文書をUSBメモリーに保存し、上司に無断で自宅に持ち帰っていた。ファイル交換ソフト「ウィニー」を導入した自宅の私有パソコンにUSBの保存データを移し、研修会などの資料を作成。流出データが含まれたファイルにはパスワードをかけておらず、パソコンにもウイルス駆除ソフトを導入していなかったという。 県では5月上旬にも、県介護研修センターの職員が前橋市内の駐車場で車上荒らしに遭い、70人分の個人情報が入ったUSBメモリーをかばんごと盗まれる事案が発生。情報管理の徹底などを各職員に指示したばかりだった。
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