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舞いあがれそう? 風船だけで作ったウエディングドレス

2010年8月23日

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華やかなバルーンドレス。披露宴で実際に使われた一着=ハーティーバルーン提供

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「おむつケーキ」を手に持つ伊藤美香さん=前橋市前箱田町

 風船だけからつくられたウエディングドレスや、おむつでできたケーキ……。前橋市の「ハーティーバルーン」が製造・販売するユニークな商品が話題を呼び、問い合わせが相次いでいる。

 「何これ? さわらせて!」と、結婚披露宴では必ず参列者から声があがる。同社は、風船を使ったさまざまな商品を販売しており、自慢の商品の一つが、金具や布は一切使わず風船だけで作る「バルーンドレス」だ。昨年12月以降、披露宴用に10着ほど製作した。

 同社社長でバルーンアーティストの伊藤美香さん(37)は、「自然と会話が生まれるから、披露宴の良い演出になるんです」と語る。

 すべて特注で、伊藤さんがほぼ1人で手作りする。このため、色やデザインを新婦と細かく話し合い、理想に近づけていくことが可能。「ドレスに星をちりばめたい」「あのキャラクターが着ているドレスがいい」などの希望にも応じるという。費用は10万円程度から。

 伊藤さんによると、「風船は重さがほとんどないので、着心地は飛ぶように軽い」らしい。さらに、上半身は肌に密着して着せるため、体はぽかぽかと温かいのだという。お色直しで短時間だけ着る場合が多く、「座っても風船が割れる心配はありません」。

 「バルーンドレス」は09年度、県内企業の高度な技術を県が認定する「1社1技術」に選ばれた。今年8月には、伊藤さんら同社スタッフが参加したバルーンアーティストの日本一を決める大会で、見事優勝を勝ち取るなど、実力も折り紙付きだ。

 同社のもう一つの隠れた人気商品は、紙おむつでできた「おむつケーキ」。と言っても、食べ物ではなく、おむつを積み上げてケーキのようにした飾り。米国発祥で、日本でもギフトなどとしてじんわり人気が広がっている。生クリームをあしらったケーキのように見えて楽しめるうえ、飽きればもちろんおむつとして使える。

 同社のおむつケーキの飾り付けはやはりバルーン。値段は3500円からと比較的手頃なこともあって、出産や結婚祝いに買い求める人が増え、東京や大阪からも注文が舞い込んでいるという。

 伊藤さんは「バルーンを使った商品をもっと身近なものにしたい。部屋に花を飾る感覚で楽しんでもらえれば」と話している。(遠藤隆史)

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