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開会式で「栄冠は君に輝く」合唱 高校野球広島大会10日開幕

2010年7月10日

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第92回全国高校野球選手権広島大会のパンフレット

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本番に向けて練習に励むバトン部員たち=広島市中区の県立広島商業高校

 第92回全国高校野球選手権広島大会(県高野連、県教委、朝日新聞社主催)が10日、開幕する。開会式は午前10時からマツダスタジアム(広島市南区)である。11日間の日程(休養日などを除く)で、参加96チームが頂点を目指し、熱戦を繰り広げる。

 開会式では、全96チームのベンチ入りメンバーが、プラカードを先頭にグラウンドを行進する。沼田高校吹奏楽部が入場行進曲などを演奏し、大会初の試みとして、私立呉港高校のブラスバンド部と、私立比治山女子中学高等学校の合唱部が「栄冠は君に輝く」「君が代」を歌う。

 開幕試合は引き続き、午後0時半から誠之館―山陽、第2試合は午後3時から国泰寺―宮島工が予定されている。

 試合はマツダスタジアムに加え、旧広島市民球場、コカ・コーラウエスト野球場(県営球場)、呉二河球場、東広島アクアスタジアム、三次きんさいスタジアム、三原市民球場、しまなみ球場、福山市民球場の計9球場で行われる。休養日は19日、23日、26日の予定。決勝は27日午後1時から、マツダスタジアムで戦われる。

 入場料は大人500円、中高生200円、小学生以下無料。各校の出場選手の集合写真や激励文などを掲載したパンフレットを各球場で販売する。1部500円。(小俣勇貴)

■先導役の広商バトン部員「戦う気持ちは一緒」

 開会式の選手入場を先導するのは、県立広島商業高校(広島市中区)のバトン部員たち。「先頭がビシッとしないと締まらない」と、大舞台での“熱演”を誓っている。

 部員30人のうち、行進に参加するのは3年生9人、2年生14人の23人。毎年選手入場を先導する広商の3年生にとっては、開会式が最後の晴れ舞台となる。部員は「大勢の観客の前で緊張するけれど、笑顔で終われるように頑張ろう」と6月から行進の練習を開始。土日も返上で練習に励んできた。

 8日も野球部がグラウンドで練習をする隣で、当日の入場曲に合わせて、汗を流しながら行進の最終確認を何度も何度も繰り返した。

 決め技は、先輩たちも毎年開会式の時に披露してきた「スピン」という技。行進の最後にバトンを上に投げて体を1回転させながらキャッチして締めくくる。野球部に負けないくらい、全員の息がぴったり合うまでになった。

 3年生で部長の金森萌(もえ)さん(18)は「私たちも気持ちは選手と同じように戦っている。気持ちが行進で通じ合えば、うれしいです」と話した。(山本恭介)

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