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「8・6」前の原爆ドーム再現 広島の変遷たどる企画展

2010年8月18日

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呉高専の学生たちが制作した被爆前の原爆ドーム(県産業奨励館)の10分の1の模型=広島市中区上幟町

 世界遺産・原爆ドーム(広島市中区)の姿を中心に、広島の街の変遷をたどる「廣島から広島 ドームが見つめ続けた街展」(県立美術館など主催)が、同市中区上幟町の同美術館で開かれている。9月20日まで。一般1千円、高・大学生600円、中学生以下は入館無料。

 呉高専建築学科の学生6人が、被爆前の旧・県産業奨励館を実物の10分の1スケールで再現した巨大模型(高さ約3メートル、幅、奥行き各5メートル)が目を引く。軽量で丈夫な断熱材を主な材料に、窓枠や屋根の色まで精巧に再現。約4カ月かかった。

 被爆直後のドームの写真や被爆者の肖像画、漫画「はだしのゲン」の原画など約150点も展示されている。

 7日には県立三次高校美術教諭原仲裕三(こうそう)さん(53)の指導で、平和のメッセージを書いてドームの旧住所「猿楽町(さるがくちょう)」に郵送するイベントもあった。はがきは、ドーム北側に9月11日まで65日間設置される郵便受けに配達された後、同美術館で掲示される。

 松田弘・学芸課長は「被爆前から街のシンボルとして愛されていたドームの変遷を理解してもらい、繁栄や再生を続ける未来へのメッセージにしたい」と話している。(水田道雄)

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