ここから本文エリア ピアノ、楽園パラオへ ひょんなことから現地コンサート2010年7月8日
太平洋の楽園・パラオにピアノを贈ろう――。オーケストラ・アンサンブル金沢の首席チェロ奏者、ルドヴィート・カンタさん(53、津幡町在住)と後援会が、ひょんなことからパラオに11台の中古ピアノやオルガンを贈り、現地で大統領らを招いてコンサートを開くことになった。後援会は公演ツアーを企画し、参加者を募集している。 きっかけは今年1月。富山県黒部市の宇奈月温泉スキー場で、カンタさんがパラオ人の若者と偶然知り合い、意気投合。若者から「パラオにはピアノが2台しかない」と聞き、国内で中古ピアノの寄付を募り、贈ることを考えた。 後援会「カンタさんを囲む会」会員の楽器店代表に相談したところ、中古ピアノなどの提供を快諾。在日パラオ大使館などからも協力を取り付け、実現にこぎつけた。 ピアノは11日に横浜港を出発する予定。それに先だつ2日、金沢市内で搬出壮行会が開かれ、「囲む会」会長の角家暁さん(76)が「これを機に金沢とパラオの交流が深まればいい」と挨拶(あいさつ)。カンタさんは「パラオの人たちがピアノで音楽を楽しんでくれればうれしい」と話した。 カンタさんらは贈ったピアノも使って、9月10日に現地でコンサートを開く。パラオのトリビオン大統領や貞岡義幸・在パラオ日本大使らも参加する予定だ。 「囲む会」は現地でコンサートなどを楽しむツアー参加者を募集している。9月7〜12日の6日間、成田発着で代金は18万9千円。問い合わせは高岡トラベルサービス(0766・25・5455)。
マイタウン石川
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