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甘草に老化抑える成分、香川大教授ら化粧品に

2011年5月18日

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皮膚の老化抑制などの機能がある成分を配合した美容液(右、6月発売予定)とクリーム(10月発売予定)

 皮膚の老化や炎症を抑える働きがある成分を化粧品に混ぜることに、香川大工学部の掛川寿夫教授(52)と、化粧品などを扱うイーエスティージャパン社(大阪府吹田市)が成功した。イ社はこの成分を混ぜた美容液の新商品を6月に、美容クリームの新商品を10月に売り出す。

 この成分は生薬の甘草にわずかに含まれるイソリクイリチゲニン(ILG)。比較的強い抗アレルギー作用や抗酸化作用、炎症を抑える働きなどがある。掛川教授がこれまでの研究で確認したという。

 掛川教授はイ社の経営者と知り合いで、イ社からの打診を受け、掛川教授とイ社が6〜7年前、ILGを化粧品に混ぜる共同研究を始めた。ILGは水に溶けず、美容液に混ぜようとすると沈殿する欠点があったが、研究を進め、美容液や美容クリームによくなじむ油状のトコフェロール(ビタミンE)に溶かし、均一に分散配合する方法を開発した。

 高純度のILGを比較的安く合成することにも成功し、商品化にメドをつけた。延べ1千人以上に試用してもらい、安全性は確認済みという。掛川教授は「アンチエイジングに有用な多くの機能を持つILGを化粧品に配合したのは世界初。ILGは皮膚組織に浸透し、効果は期待できる」と話している。

 問い合わせはイ社(06・6339・4671)。

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