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24時間以内に4度富士登山 米軍基地勤務4人が挑戦

2010年8月30日

 1日24時間以内に4度の富士登山に挑戦する米国人がいる。富士山への登山を通じて寄付金を集めて児童養護施設などに寄付してきた「Fuji for Charity」。4回目となる今年の挑戦は9月4日の予定だ。

 挑戦するのは、横須賀市在住のデイビッド・ビームさん(32)ら米海軍横須賀基地に勤める米国人4人。全員が初参加だ。毎朝5キロ〜10キロ走り、夕方はジムでトレーニング。休日の富士山での「予行演習」は10回を超えた。

 ビームさんによると、同基地勤務の有志2人が2007年に初めて企画し、1日3度の登山で4500ドルの寄付を集めたという。翌08年には5人まで増えて1日4度に成功し、1万1千ドルを集めた。これらの中から児童養護施設「春光学園」(横須賀市小矢部2丁目)にプロジェクターや自転車などが寄付された。

 昨夏は参加者の帰国などでメンバーが男性1人に減少。悪天候などが原因で、男性は24時間以内の4往復を達成できず寄付金も満足な額を集められなかった。ビームさんは親友だった男性から登山に誘われたが「とても自分には出来ない」と断り、ウェブサイト立ち上げなど側面支援に徹した。

 その男性も日本を離れることになり、存続そのものが危ぶまれた。ビームさんは「このままチャリティーを終わらせていいのか」と悩んだ末に自ら旗揚げした。

 登山は5合目からの往復。旅行者なら登りだけで5時間はかかるが、下りや平らな道は走って時間を短縮。1回の往復を4時間以内に収めるようにしたいという。「富士山を通じて誰かの役に立つというチャリティーを継いでいきたい」

 インターネット上でクレジットカードを通じて寄付する仕組みで、今年の寄付金はアフガニスタンなどで負傷した米軍人らを支援する非営利組織に贈られる予定。チャリティーの詳細はホームページ(http://fujicharity.com/)へ。(川上裕央)

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