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字消せるボールペン悪用、不正に車検証交付させた疑い

2010年8月21日

 ディーゼル車規制がある地区では車検証を受けられない車の「替え玉」を用意し、消しゴムでインクが消せるボールペンを悪用し手続き書類を書き換えて車検証を交付させたとして、郡山署などは20日までに清掃員(35)=兵庫県高砂市=、自動車板金会社経営(37)=生駒市=、自動車登録代行会社経営(40)=京都府木津川市=の3容疑者を道路運送車両法違反(不正車検)容疑で逮捕し、発表した。

 同署によると、「(清掃員の車の車検証を地元で取得するには)排ガス規制装置の設置が必要で、約100万円かかるので浮かせたかった」と、いずれも容疑を認めているという。奈良県内はディーゼル車規制はないが、容疑者らは兵庫県から車を奈良まで持ってくるなどの手続きが面倒だったと話している、としている。

 同署によると、3人は共謀のうえ4月30日、奈良運輸支局(大和郡山市)で、清掃員のワゴン車の車検手続きをする際、別の車を用意。インクが消せるボールペンで替え玉の車のナンバー、車台番号など4項目を記入して車両審査に合格させ、まず自動車検査票の交付を受けた。その後、検査票の4項目を消しゴムで消して、ワゴン車のナンバーなどに書き換えて窓口に提出し、不正に車検証を交付させた疑いがある。

 インクが消せるボールペンを悪用した事件の検挙は県内初という。

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