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障害者作る商品、販路広げたい 奈良にアンテナショップ

2010年8月31日

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オープンを来月に控え、店内で研修を重ねるスタッフら=奈良市東向南町

 授産施設などの商品を販売し、障害者の雇用拡大を進めるアンテナショップ「ふれあい SHOP」(仮称)が9月1日、奈良市東向南町の県女性センターの一角にオープンする。県や連合奈良などでつくる「障害者雇用促進センター」(奈良市)と県が企画した。店舗は観光客の往来が多い東向商店街にあり、関係者は「授産品の販路拡大につなげたい」と期待している。

 店舗面積は約145平方メートルで、座席数はテーブル席が28席。県が今年3月から約4800万円かけ改修工事を実施。車いすでも通りやすいよう通路を広げたほか、トイレにベッドを設けるなど障害者が利用しやすくした。店舗の運営管理は同センターが行い、今回、健常者と障害者計9人を新たに雇用した。

 同センターは、授産施設や作業所など県内27施設から商品を仕入れて販売する。店内にはベーカリーコーナーを設けてパンを販売し、店内の座席で飲食することもできる。カレーやパスタ、サラダなどの軽食も提供するほか、アルコールも販売する予定で、食材は県産を中心に使う。

 物販では店内の壁面やワゴンに商品を並べて販売。草木染のハンカチや木製コースターなど、各施設の個性豊かな製品が並ぶ予定だ。また、せんべいやかりんとう、みそ、クッキーなど手作り食品の販売も予定している。

 営業は午前11時から午後8時まで、月曜定休。同店の飯田隆博店長は「授産品の販路が広がれば、低すぎる障害者の賃金引き上げにつながる。まずは店の運営をしっかり軌道に乗せたい」と話している。

 県も今後、商品企画など全面的に店を支援する予定。

 県は9月24日まで、正式な店名を募集する。用紙を店頭か県ホームページ(http://www.pref.nara.jp/)で入手し、ファクス(0742・22・1814)などで応募する。問い合わせは県障害福祉課(0742・27・8513)へ。(大久保直樹)

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