ここから本文エリア ドカベンから贈り物 「明訓四天王」パワーで全国Vだ2010年8月11日
第92回全国高校野球選手権大会で13日、京都外大西(京都)と戦う新潟明訓の選手たちは、新潟大会で戦った相手やOBらからの「贈り物」に支えられている。新潟明訓をモデルに野球漫画を描いた水島新司さん(71)は、朝日新聞に、新潟明訓への応援メッセージとイラストを寄せてくれた。 エース池田駿のセカンドバッグには、ボール形のお守りが結びつけられている。新潟大会の準々決勝で戦った新潟のエース大谷拓海から「甲子園で勝てるから」と激励され、贈られた。池田は「絶対、手放しちゃいけない。甲子園に来られなかった新潟の選手のためにも、という気持ちで大切にしている」。 野球部OBの応援も頼もしい。1991年、同校が甲子園に初出場した時のエース小林幹英さん(現・広島東洋カープ2軍投手コーチ)からは練習球20ダースが届いた。 関西学院大学に進学して野球を続けている昨年の主将、種橋瞭さん(18)は8、9両日、練習に参加。打撃練習で捕手となり、鋭い当たりを打者が打つと、「いいバッティングだな」と声をかけた。 種橋さんは「僕たちの代は甲子園に出られず未練もあった。一緒にやってきた後輩のために、少しでも力になれたら」と話す。11日以降も、3年前の夏の甲子園でベスト16に進出したときのエース永井剛さんらが打撃投手として練習に参加する。 田村昌大主将は「皆の期待に応えるため頑張りたい」と話している。(富田洸平) ◇ 待望久しい新潟明訓高校の甲子園出場に感動の嵐です。 さあー 真夏の大舞台で全力を出しきって夢の全国制覇を成し遂げてください。応援します!! 〈水島新司〉 ◇ 〈ドカベン〉 高校通算で打率6割9分9厘、74本塁打、173打点の怪物主人公「ドカベン」こと山田太郎、「悪球打ち」の岩鬼正美、「秘打男」殿馬一人、「小さな巨人」里中智らを擁する明訓高校(神奈川)が数々の名勝負を繰り広げる漫画。春夏合わせて甲子園に5回出場し、4度も優勝を飾る。 1972年から「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)に掲載され、大ヒット。「ドカベン」(全48巻)は新書版、豪華版を合わせて4330万部を売った。 作品中の明訓高校は、水島新司さんが通っていた新潟市立白新中学校の隣にあった新潟明訓がモデル。水島さんは家庭の事情で同校への進学をあきらめざるを得なかったが、中学校の教室の窓から見える新潟明訓野球部の練習風景にあこがれていた思いを、作品に表した。 番外編「新潟明訓対神奈川明訓」で、新潟明訓OBの小林幹英・広島東洋カープ2軍投手コーチとの対戦が描かれたこともある。
マイタウン新潟
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