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外国出身女性、教習指導員に 「免許取得橋渡し」 島根

2011年6月9日

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教習指導員となったダイさん(左)と大谷さん=益田市安富町

 島根県益田市安富町の自動車教習所「益田ドライビングスクール」で、80人を超える教習指導員に、中国生まれの大谷美幸さん(45)とフィリピン生まれのダイ・マリアカルメンさん(44)の女性2人が仲間入りした。

 外国出身の指導員の誕生は初めて。日本語の壁を乗り越え、半年かけて県公安委員会などの審査に合格した。

 2人が指導員をめざした背景には、運転免許を求めて教習所入りする外国人の急増がある。

 斎藤勲所長によると、昨年60人を数えた外国人教習生は、今年はすでに40人を超えている。母国語でのコミュニケーションができれば、教習効果も上がる、とみて指導員への挑戦を求めたという。

 大谷さんは2002年、結婚を機に来日した。生活に車が欠かせないため、教習所に通ったが、日本語での指導に苦労が絶えなかったという。「これから運転免許取得に挑む中国人には、同じような苦労はさせたくたい」と話す。

 ダイさんは1986年に来日した。「漢字に手を焼いて、運転免許を取るためにフィリピンに帰国せざるを得ない人もいる。日本で取れるよう橋渡しをしてあげたい」と意気込む。

 2人は「国が違えば、道路事情や交通ルール、ドライバーの運転感覚は大きく異なる。運転時の譲り合いの気持ちは、日本で初めて触れた。安全な運転技術を身につけてもらえるよう、頑張りたい」と張り切っている。教習現場での指導は7月からスタートする予定。(広川始)

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