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メタボな方も安心? 県産食材の健康スイーツ開発

2010年9月5日

 メタボな方もいかが――。糖尿病死亡率が全国最悪の徳島県。この状況を改善しようと、小松島商工会議所が県内の食材を使い、カロリーや栄養にも配慮したスイーツを開発した。低カロリー飲料や厳選食材など健康につながることが好まれる時代の流れにも乗って、「まずは県内の人に広めたい」と同商議所は期待している。

 徳島赤十字病院(小松島市小松島町)と共同開発した「すだち風味蒸しパン」(80グラム、約200キロカロリー)と、「山桃と阿波番茶のゼリー」(200グラム、約40キロカロリー)の2種類。蒸しパンは玄米からつくった甘酒と特産のスダチを使い、ゼリーの方は山桃ワインのゼリーに阿波番茶の寒天を入れた。玄米や寒天を使って腹もちを良くし、食物繊維も増やした。ゼリーの方はカロリーも抑えているという。

 「すだちの丘」「山桃のしずく」という名称で、6月に商標登録を申請しており、製造・販売の委託先として徳島市内の業者と交渉中だ。生産が安定すれば、徳島赤十字病院の病院食にも採用されるという。

 同商議所が糖尿病やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防と改善につながるメニュー作りを始めたのは2008年。商議所のメンバーのほか、同病院の栄養士や地元の小松島、小松島西両高校の生徒からもアイデアを募り、計25種類に絞った。

 さらに同年7月から約半年間、毎週土曜日にあった小松島市内のイベントで試食アンケートを実施。その結果、この2種類のスイーツの人気が高く、今年2月、商品化の方針を決めた。

 アンケートでは、「さっぱりしていて色香も良い」「ぜひ通販してほしい」という意見も多く、同商議所の村田順子専務理事は「他の病院やスーパーでも広く流通させられるよう頑張りたい」と話している。(西峯正晴)

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