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ご当地ラー油、県内でも新商品続々 地産・地消に一役

2010年8月26日

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らっきょうラー油

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ラー油海苔

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のっけて食べる旨辛ラー油

 すっかり定着したご飯にラー油。空前のブームに乗って県内でも「食べるラー油」の新商品が続々と登場し、土産物店にもラー油コーナーができるほど。県産食材を使って個性を出し、地産・地消の推進にも一役買いそうだ。果たして、新商品はラー油ブームの追い風に乗れるか――。

 口コミでじわりと人気が出ているのが、倉吉市和田の峰見文江さん(49)が開発し、6月から販売を始めた「おかんのらーゆ」(90グラム、500円)。峰見さんは農機具修理会社の取締役だが、2人の息子の「おかん」でもある。

 ラー油は安心・安全にこだわり、県産の白ネギ、県産・国産のニンニクを使う。「地元の農家にも貢献できれば」と峰見さん。一つひとつが手作りのため大量生産はできないが、倉吉市新町1丁目に6月にオープンしたレストラン「彩(いろどり)」で販売している。同店ではラー油を使ったつけめんも食べられる。

 鳥取市賀露町西浜の「かろいち」の土産物店には、ラー油コーナーが設けられている。並ぶのは、はーと食品鳥取(岩美町)が開発した「のっけて食べる旨辛ラー油」(200グラム、520円)、マルワフーズ渡辺水産(鳥取市)の「ラー油海苔(のり)」(180グラム、400円)。ヤマト物産(兵庫県)が開発した鳥取県産らっきょう入りの「らっきょうラー油」(110グラム、580円)もある。

 岡山県から遊びに来た主婦上野ゆかりさん(36)は、瓶を手に取りながら「迷いますね」と言いつつ2種類を購入した。上野さんは、以前はラー油をギョーザにつけるぐらいだったが、今では何にでもかけるほど「食べるラー油にはまっています」という。

 はーと食品鳥取の池田聖之・販売部長(51)は「4月に販売してから好評で、他の商品と違ってリピート率が高い。くせになる方が多いようです」。最初は土産物店にのみ置いていたが、今では県外スーパーも合わせて約30店舗と取引しているという。

 みやげものを企画・開発するヤマト物産は、鳥取市福部町産の砂浜らっきょうを使っているのが特徴だ。担当する田口文博・営業企画次長(44)は「ブームは一過性かもしれないが、県産品を原料に使えば地元に定着するし、ご当地ラー油としておみやげにもできる。地産地消を目指す」と狙いを話す。

 食べるラー油人気について、食文化に詳しいフードジャパンネットワーク事務局長で早稲田大学の高橋喜幸教授(公共政策学)は「具のあるラー油は新しい調味料として新鮮だったのでしょう。どこの地域でも作りやすく、具材で個性を出せることから『ご当地』ラー油も生まれやすい」と話している。

■おかんのらーゆ 県産の白ネギと県産・国産ニンニクを使用。アミエビやゴマも入っており、コクとうまみが特徴。時々歯に当たるナッツの歯触りもよい。ご飯にかけてもいいが、「おかん」のお勧めはマヨネーズやクリームチーズに混ぜて、ピリ辛ディップに。野菜がたっぷり食べられます。

■らっきょうラー油 鳥取市福部町のらっきょうを使用。揚げたらっきょうの香ばしくサクサクした食感が楽しい。ラー油はさらっとしている。食感を生かして、冷や奴にかけるなど料理のアクセントになりそうです。鳥取が誇るらっきょうを生かした新しいおみやげとしても良いかも。

■ラー油海苔 海苔の風味がふんわり香り、後からピリリとラー油の辛さがくる。辛さは控えめ。ゴマも入っており、香ばしい香りも食欲をそそります。「ご飯にラー油」初心者にいいかもしれません。卵かけご飯に加えると味がまろやかになって、さらにおいしくなるそうです。

■のっけて食べる旨辛ラー油 ふたを開けた瞬間、香りだけでご飯が食べられます。一度食べると、おはしが止まりません。辛さは控えめで、ラー油よりもニンニクがメーン。かといって、ニンニク臭さはきつくない。そのままビールのおつまみとしても食べられそうです。パスタに絡めてもおいしいとか。(才本淳子)

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