ここから本文エリア 現在位置:asahi.com> マイタウン> 和歌山> 記事 秋にも採用試験・体験会実施…県警、人材確保へ躍起2010年7月31日 県警が大卒者の採用試験を秋に実施する。年間2回の試験を実施するのは、2002年度以来8年ぶり。団塊の世代の大量退職で人員が不足する中、県警は採用条件の年齢を緩和したり、警察学校のオープンキャンパスを開催したりするなど人材確保に躍起になっている。 県警では団塊の世代の大量退職にともないこの数年は採用予定数を増やしてきた。しかし、受験する学生数は大きく増加せず、受験倍率は低下傾向にある。大卒の採用試験を年1回にまとめた03年度は受験倍率が6.6倍だったが、06年度は4.6倍、07年度は3.0倍と低下し、昨年度も3.6倍にとどまっている。 警務課の岡平(みのる)次席は「仕事はハードで、危険が伴う。休日に呼び出されることもある。優秀な人材を確保するためには一定程度の高い受験倍率の中から採用したいが、不況だからといって受験生が集まるわけではない」と頭を抱える。 団塊の世代が定年を迎えはじめた07年度、県警では123人が退職した。人材確保のため、昨年度から大卒者募集の年齢制限を30歳未満から33歳未満に緩和した。今年はコンピュータープログラマーや金融機関からの転職者など多彩な人が採用された。 秋の採用試験にあわせ、和歌山市木ノ本の県警察学校で毎年開いているオープンキャンパスの時期も前倒しし、今月31日に実施する。今年で3回目を迎え、昨年までは11月に行っていた。鑑識体験や白バイのデモ走行、今年採用されて警察学校に入校している初任科生とのフリートークなどがある。 県警が公表した秋の採用試験の概要によると、大卒の警察官採用予定者数は17人程度。応募期間は8月2〜20日で、インターネットと郵送で受け付ける。9月19日に筆記試験を行い、10〜11月に面接や論文などがある。問い合わせは県警の採用フリーダイヤル(0120・217・314)へ。(北川慧一)
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