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コーヒーで被災地癒やしたい 東北芸工大卒業生ら企画

2011年5月12日

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プロジェクト用にブレンドされたコーヒー=山形市あかねケ丘3丁目の喫茶店「スイカフェ」

 東北芸術工科大の卒業生や山形県内の喫茶店などが協力して、コーヒーを通して被災地の復興に貢献するプロジェクト「コーヒー・エイド」を始めた。温かいコーヒーで被災した人たちを癒やそうと発案。コーヒーを届けるだけでなく、活動の幅を広げていく考えだ。

 芸工大卒業生などでつくる芸術集団「Rコモンズ」と県内の喫茶店6店舗、山形大生、芸工大生らが企画した。避難所でボランティアをした際、コーヒーを手にした人たちの表情が和らいだ経験から、「被災地で厳しい生活を送る人たちにも、カフェのようなくつろいだ空間を楽しんでもらいたい」と考えたという。

 マグカップなどのグッズをデザインし、販売収益を活動資金に充てるほか、コーヒーのいれ方や文化を学ぶ「コーヒー大学」を開催して被災地でコーヒーを提供できる人材を育成する。「それぞれが楽しみながらできる活動になるよう工夫した」とプロジェクトを主導するRコモンズの新関俊太郎さんは話す。

 9日、山形市あかねケ丘3丁目の喫茶店「スイカフェ」では店長の山口剛さん(31)がブレンドしたコーヒー豆の袋詰めに追われていた。豆は12日に芸工大であるライブイベント「FUKUKOU LIVE」を皮切りに、県内の喫茶店やイベントで販売される。

 14日にはメンバー8人が宮城県石巻市に入り、がれき撤去のボランティアをした後、試験的にコーヒーをふるまう予定。メンバーは「コーヒーを媒介に、これからの東北について話し合う、人と人とのつながりが作れたら」と話している。(笹円香)

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