|
ここから本文エリア 戦国BASARA政宗、小十郎人気に乗れ!2009年05月15日
戦国武将が今、若い女性をとりこにしている。武将ゆかりの史跡を訪ねたり、キャラクターグッズを買いあさったり。「歴女(れきじょ)」と呼ばれる彼女たちのハートをつかもうと、伊達政宗や家臣の片倉小十郎にちなんだビールや笹かまぼこが次々に販売され、好評だ。男性向けに「萌え」を狙って、政宗の側室、猫御前の現代風イラストで観光案内をする取り組みも始まった。 歴女増殖のきっかけは、イケメンの戦国武将が活躍するテレビゲーム「戦国BASARA」(カプコン)や、「戦国無双」(コーエー)の大ヒットだ。戦国BASARAには政宗のほか、織田信長、武田信玄、真田幸村、前田慶次らが登場。「婆娑羅(ばさら)」とは、南北朝時代に流行した派手を好んで勝手気ままに行動する風潮のこと。武将たちが、時代考証を飛び越えた大げさな武装で戦うことも人気につながった。4月からはテレビアニメの放送も始まった。 そこから実際の武将ファンになり、関連商品を買い、ゆかりの地を訪ねる歴女が増えた。首都圏からのうねりは全国に広がっている。 ■ ■ これを商機とみて、長沼環境開発(登米市)は既存のビール「伊達政宗麦酒」に3月、BASARA版を出した。同月のネット販売数は前年同月の15倍にふくれあがった。今月11日からは、高浜食品工業(塩釜市)が「戦国BASARA 仙台名産 厚焼き笹かま」(3枚248円)を発売。三日月の立物(たてもの)のかぶとをかぶった政宗が大太刀を振るうデザインで、全国のスーパーに並び始めた。 パールライス宮城(大和町)は22日から「戦国BASARA米」(1キロ千円)を発売する。袋には「宮城米 見参!!」に続き、「Coolに炊いてほしいもんだぜ!」(政宗版)、「政宗様。この兵糧米は上出来です」(小十郎版)の文字が躍る。 中身は農薬を抑えた県産のひとめぼれで、ゲームやアニメファンが集まる東京・秋葉原のホビーショップやネット販売を皮切りに、今月末から県内でも売り出す予定だ。 ■ ■ 観光に生かす取り組みも進む。福島市では、温泉街・飯坂に、ゆかりのある猫御前らをキャラクター化し、観光マップを作った。寂れ気味の温泉街を復活させようとしたのがきっかけだ。 福島商工会議所青年部の長沢洋輔さんの発案で、イラストレーターの也(なり)さんにデザインを依頼。できあがった猫御前は大きな瞳にポニーテール。肩には黒猫を乗せている。地元からは「こんなにはじけたキャラじゃない!」という意見もある。しかし、長沢さんは気味悪さが受けて人気になった奈良の「せんとくん」の例を挙げ、「話題になるなら騒動も望むところ」と前向きだ。 白石市では、片倉小十郎人気で歴女たちが白石城を訪れるようになったため、「小十郎プロジェクトチーム」を創設。08年4月から戦国BASARAに登場する小十郎と政宗を描いたバスを走らせた。今春からはアニメ版の小十郎も使っている。物販にも小十郎は貢献する。Tシャツ、ステッカーのほか、特産のこけしにまでなっている。 片倉家当主は代々、「小十郎」を名乗ったが、中でも2代目は大坂冬の陣、夏の陣では豊臣方を相手に重臣の後藤又兵衛を討ち取るなど大きな武功をあげ、「鬼小十郎」と呼ばれた。これにちなみ08年10月に「鬼小十郎まつり」を初開催すると、白石城入場者は前年同月比4割増の7745人となった。 ★〜☆〜★〜☆〜 戦国BASARAの伊達政宗、片倉小十郎関連グッズは、以下の店頭やネットで手に入れることができる。 【BASARA米】 ○ネットでも(5月22日午後から) ○宮城県なら(5月最終週から) 【BASARA笹(ささ)かま】 【BASARAビール】 【小十郎グッズ】
この記事の関連情報マイタウン宮城
|
ここから広告です 広告終わり ここから広告です ここから広告です 広告終わり 広告終わり |